バーチャルオフィスツール「ovice(オヴィス)」は、物理的な制約を超えた自由な空間設計で、多様なコミュニケーションを生み出すコラボレーションプラットフォームです。会議やイベント、コミュニティ活動など、さまざまなシーンで活用できるoviceのレイアウト事例を、豊富な画像とともに詳しくご紹介します。
公式X(旧Twitter)にて、ユーザー様に使っていただけるレイアウトをぞくぞく紹介しています!
ユーザー様からのご紹介も!
Twitterでもご紹介しているものも含め、oviceには無料で使えるレイアウトがいくつも用意されています。まずは無料で使えるレイアウトを導入されている事例をご紹介します。
スタンダードかつシンプルなレイアウトは、利用者にとってもなじみやすく使い勝手が良いのがメリットです。活用のポイントとしては、ワークスペースや休憩スペースなどスペースの目的を明確にすることで、各自のステータスが明確になりコミュニケーションが取りやすくなります。
「バーチャルオフィスに階段なんていらないのでは?」そう思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし特徴的な場所があると、リアルな社会と同じような待ち合わせができたり、中外製薬のように、突発的な招集でも「○○に集合!」といった呼びかけができます。
遠方の拠点のメンバーと同じ空間に集まれるのはバーチャルオフィスの大きなメリットです。レイアウト内に設置されたオブジェクトごとに、それぞれの接続場所を決めておくことでチームごとの区切りを明確にできます。
その上で、同じ空間にいるメンバーにいつでも声をかけられる状態にあるので、この手軽さはバーチャルオフィスならではと言えるでしょう。
たかがレイアウト、されどレイアウト。リアルなオフィスと同じく、オフィスの雰囲気1つで自社の空気感は大きく変わります。むしろオンライン上だからこそ、自社の世界観を細部まで表現できます。独自で工夫されたレイアウトをご紹介します。
SOYOKAZE Staff Companyでは社内アンケートを実施し、個室を作ったり、季節を感じさせるレイアウトにしたりとメンバーの意見を取り入れたレイアウトを作成しています。社内では「季節感のあるデザイン」を希望する声が多く、上のようなレイアウトに落ち着いたとのこと。
季節によってレイアウトを変えると、そのレイアウトに合わせたアバターを設定する人もいるとか。単なる仕事場所ではなく楽しみながら仕事ができる空間をレイアウトによって作り出している好事例です。
RICOHでは、1階を社員が勤務するワークスペース、2階を社外の人を迎えるラウンジとして運用しています。
家具の配置を変えたり、壁紙を貼り替えたりといった物理的負担が不要なバーチャルオフィスのカスタマイズ。いつでも変更できるから、いろいろな仕掛けの実験も可能です。
同社では焚き火の音やゴルフの打球音など、リラックスできる工夫をバーチャルオフィスに施しました。これらは、メンバー間の雑談が生まれるきっかけを上手く作っています。
自社の製品の世界観を自社のオフィスに再現する。ゲームやアニメのクリエイターにとって、自分達がデザインした世界で働けるというのは理屈抜きにモチベーションが上がるのではないでしょうか。
同社は、自社の世界観を表現したレイアウトを広報活動にも活用しています。同社のバーチャルオフィスは、社内だけでなく、社外に向けてもメッセージを伝えられる媒体となっているようです。
<参照>オフィスが丸ごとゲームの世界観!? リモートワークでも気軽にコミュニケーションが取れる職場環境づくり|note
うんログでは、公式キャラクターを各所に散りばめ、遊び心あるイラストでメンバーのモチベーションをアップさせています。「集まって楽しい場所」はシンプルですが、とても大切なことだと感じさせられます。
メンバーがバーチャルオフィスにログインしたくなる環境を作るには、レイアウトを工夫することが一番の近道なのかもしれないと気づかせてくれる事例です。
次はイベントレイアウトの事例です。バーチャルオフィスが全く初めてという方も多く含まれるオンラインイベント。そのような方にも「初めての体験で楽しかった」という声をいただくにはレイアウトの工夫も欠かせません。オンライン開催にしか出せないメリットを十二分に発揮し成功を収めた事例をご紹介します。
イベント会場の「入り口」はもっとも大切なポイントです。訪れたはいいものの、どうしていいかわからないとなってしまっては、満足度も下がり帰ってしまう可能性すらあります。
eiicon companyはオンラインイベントで起こりがちな「音声が出ない」などのトラブルをはじめ、入り口すぐにわかりやすくインフォメーションを設置。結果、300名近く参加したイベントは大成功を収めました。
▼イベント成功の舞台裏については、以下の記事で紹介しています
オンライン展示会、4度目の開催 満足度を高める工夫の数々
デンソーテクノの展示会は、のべ2,000人以上が参加したイベントの成功事例です。
担当者の意図通り「ゲームっぽくていいね」という声もあり好評だったレイアウトは、雰囲気の演出だけではなく、空間の使い方を工夫し「どこで何が展示されているか、すぐに把握できる」設計となっています。
参加者の導線設計はオンライン展示会でも大事なこと。「楽しめる」と「わかりやすい」が両立したレイアウトが、オンライン展示会の成功の基本形と言えるのではないでしょうか。
コロナ禍では、オンラインでの学会を開催する団体も増えました。日本心身医学会が開催したオンライン学会では、参加者同士の交流を促すため、シンプルでわかりやすい設計のレイアウトを採用し、参加者からも好評だったそうです。
オンライン学会に慣れてもらうため、開催前のスペース開放でも活発な交流が起きていたことは、主催者にとっても嬉しい誤算だったと言います。参加者同士が自由に交流する空間は、リアルイベントの現場とほとんど変わらない体験です。
日本生物教育学会のオンライン学会は、バーチャルオフィスとYouTubeを組み合わせて、オンライン学会を開催した事例です。
発表者が用意したポスター発表の動画をYouTubeにアップし、その動画がブースに設置されています。アバターがブースに立ち寄ると動画が再生されます。
参加者は動画を視聴してから、その場に在席している発表者に質問できます。「対面開催のポスターセッションと非常に近い雰囲気でよかった」と参加者にも高く評価されたオンライン学会となりました。
京都橘大学のoviceを用いたオープンキャンパスでは、竣工した新棟「アカデミックリンクス」をベースに、和風のカフェスペースなど京都らしさを取り入れたレイアウトを採用。
京都で学ぶ雰囲気もオンライン上で表現し、参加者に、より具体的に同大学での学びの体験をイメージしてもらえるよう工夫しています。
JERAが開催した社内イベントでも、レイアウトのデザインと「すぐに変えられる」という特徴を上手く活用しています。
イベントはグループにわかれてコミュニケーションをはかる懇親会形式でしたが、席替えのタイミングで背景の色を変え、視覚的にもわかりやすい演出をしました。
目的に合わせて背景も簡単に替えられるのは、バーチャル空間の強みと言えるでしょう。
「バーチャル夏祭り」はアーティストと公認会計士が共同で運営した異色のオンラインイベントです。アーティストの想いや各種出し物を、oviceのレイアウトで表現しています。
バーチャルオフィスの特徴は、コミュニケーションの活性化といった機能面だけでなく、世界観をレイアウトで表現できるということにもあると気づかせてくれる事例です。
エンリッションは「架空の島に集まって交流する」というコンセプトでコミュニティイベントを開催しています。
レイアウトには、実際の店舗と同じ体験ができるような設計が施されており、注目すべき工夫点でしょう。自由にカスタマイズできるレイアウトだったからこそ、「こんなことがしたい」に忠実な空間が実現しています。
大阪で発足した「大阪DTPの勉強部屋」では、元々勉強会で使用していたリアルな会場をそのままレイアウトに再現。勉強会の会場だけでなく、懇親会の会場も再現し、イベント参加者の交流がしやすい設計にされています。
また、隠し部屋として「別館Bar」を設定。声の届く範囲が決まっているoviceだからこそ、隣の人の声だけ聞こえるようなバーの雰囲気を味わえると考えて作られたとのこと。
オンボーディングや、営業チームと営業支援チームの連携強化、「細かな確認事項」のための時間削減など、様々な目的でoviceは使われています。それぞれのケースを紹介。