2023年11月に地中海に面した北アフリカのチュニジアに子会社「oVice Tunisia」(以下、oViceチュニジア)を設立し、2024年1月8日にチュニジアオフィスのオープニングセレモニーを行いました。今回はセレモニーの様子や現地での反応について紹介します。
oViceは2020年2月に創業し、2021年4月に本社を石川県七尾市に移転、2021年10月に韓国に支社を設立しました。今回、oVice社として初めて物理的な常設オフィスを開設しました。
oViceチュニジアは、チュニジアの首都・チュニスから車で3時間程の、チュニジア北東部のモナスティール(Monastir)というリゾート地として有名な都市にあります。oViceチュニジアのオフィスは、チュニジアンブルーと白の建物が立ち並ぶ旧市街のすぐ近く。オフィスからの眺めもとてもきれいな場所です。oViceチュニジアには約10数名の社員がおり、主にoviceの開発の業務を担当しています。
2024年1月8日の現地時間の午後、オープニングセレモニーを実施し、在チュニジア日本国大使館やモナスティール政府、現地メディアやoViceの社員ら約30名が出席しました。
セレモニーではまずoVice CEOのジョンから、oViceチュニジア設立の経緯と今後の展望について紹介。その後、モナスティール知事のMondher Ben Sik Ali氏から、モナスティールでの会社設立と今後期待していることをお話し頂きました。
最後に記念撮影や交流を行い、oViceチュニジアのオープンを祝いました。
今回のセレモニーに関して、在チュニジア日本国大使館や地元メディアなどで大きく取り上げて頂きました!多くの方が記事を見てくださり日本や韓国からワーケーションで訪れてたoVice社員は街中で話しかけられたり、記念撮影を求められたりする場面もありました。
チュニジアは古代都市カルタゴなどの古代遺跡などが有名な一方で、特にヨーロッパでは優秀なエンジニアが多い国として知られています。チュニジアでは大学などでの教育を受けるうえで英語やフランス語が必須であるため複数言語を習得していることに加え、エンジニアリングに関する厳しい教育を受けることが、優秀なエンジニアが多い背景にあるようです。
(参考:https://tarek-samaali.medium.com/why-i-believe-tunisian-engineers-are-special-bacea454c3b8 )
チュニジアオフィスのセレモニー後は、日本や韓国から集まった社員と、チュニジアメンバーでオフサイトミーティングを開催。「oviceに今後必要な機能」や「oviceをより分かりやすく説明するためにはどうすべきか」といった内容を考えるグループワークでも、チュニジアメンバーから積極的な意見が出ていたのが印象的でした。
oViceではチュニジアの優秀な人材を採用しながら、今後もプロダクト開発を積極的に行っていきます。ぜひご期待ください!