石丸夫婦
2022年7月の挙式に合わせ、遠方の方でも気兼ねなく参加できるようoviceを使った「バーチャル結婚パーティ」を開催。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、結婚式や披露宴などの各種催しをどのように開催するか迷っている方も多いでしょう。今回お話を伺った石丸夫婦は、そんなご時世の中で結婚パーティを、バーチャル空間を利用してリアル会場・オンラインをつなぐハイブリッド形式で開催しました。リアル参加組・オンライン参加組の両方が楽しめるコンテンツや準備、運営の際の工夫について話を聞いてきました。
なおきさん:
2021年の12月ごろから、自分達の結婚式の準備を始めていました。結婚式とは別に、親族以外の同世代の友人たちを集めて結婚パーティーを開催したいと思っていました。
こういうご時世なので、大勢を呼んだ開催は難しいとも思っていましたが、一生に一回の機会なので、何とか開催したいと考え、思いついたのが普段勤務先で利用しているoviceの存在です。
なおきさん:
リアルの参加者とオンラインの参加者と、それぞれ20名ずつくらい、合計40名程度となります。
パーティー利用のできるバーを貸し切って、PCとWebカメラ、プロジェクターを設置。スクリーンに常にoviceのバーチャルスペースを映し出す形で、2時間半くらいの会を開催しました。
ーリアルとバーチャルを組み合わせたのですね。パーティではどのような催しを準備しましたか?
みのりさん:
主なコンテンツは、「私たちにまつわるクイズ大会」と「格付けゲーム」、そして景品付きの「勝ち残りじゃんけん大会」の3つです。参加形式に関係なく、全員に参加いただくコンテンツにしました。
また、ovice宴会のコースを利用させてもらって、リアル会場含め全員に料理を配布し、堪能しました。
みのりさん:
リアル参加組には、自分のスマホでoviceに入ってもらい、スクリーンを見ながら画面上でゲームを行いました。チーム戦にして、リアル参加組とオンライン参加組をまたいだコミュニケーションが起こるよう意識しました。
最初のクイズ大会と格付けゲームはスムーズにいったのですが、じゃんけん大会はオンライン組の巻き込みが難しかったですね。なぜかというと、アバターを動かして、画面にじゃんけんの手を出してと、オンライン組にとっては操作に負担が生じてしまうものだったからです。
ー料理の感想はいかがでしたか?
なおきさん:
料理はとても好評でした!格付けチェックでも「美味しい」という声があがり、全体的に満足しています。
ーほとんどの方が初めてのovice利用だったと思うのですが、操作上の不安を取り除くための工夫などは何かされましたか?
みのりさん:
準備は、「より参加しやすくなるには」から逆算して考えました。
ゲストにWiFiのない方が数人いましたので、事前にレンタルWi-Fiを手配し、当日使用できるように郵送しました。また、LINEでoviceの入り方や使い方を共有し、当日の案内役もovice上に立てました。
当日は利用したWi-Fi回線の不調が多少みられた他には、問題は起こらなかったように思います。
なおきさん:
なんといっても新鮮な体験でした。僕たちはもちろん、参加者にとっても目新しさがあったのではないかと思います。
特にゲームが印象に残りました。こういった結婚式のゲームは対面でやることが前提のものがほとんどだと思っていますが、oviceを使うことで対面とオンラインでバラバラにならずに一緒に参加できたので、バーチャル空間ならではの体験となったのではないかと思います。
みのりさん:
おおむね満足していますが、ゲームについては実は心残りがあって…、次にもしoviceで何かしらのパーティーを運営する機会があったら、オンライン組の参加しやすさをもっと担保したいです。
なおきさん:
オンライン開催は遠方の友人に参加してもらうための有効な手立てですし、おすすめです。それに今は、コロナが流行っていて、開催したいけどできないと我慢してる人は多いと思います。対面で開催した場合には来れなかっただろうという人たちからお祝いしてもらえたのは、バーチャル空間で開催したおかげです。とはいえ慣れない形態なので、準備と運営は大変だということも伝えたいですね。
みのりさん:
新時代の結婚パーティ式2次会の形としておすすめしたいです!そして、もし私たちと同様のことをやろうとするカップルがいたら、運営メンバーに入って助言したいです(笑)。ゲームは、全参加者がフラットに楽しめる方法は必ずあるはずなので、もっと完成度を高めてぜひ開催してほしいです。