Priv Tech株式会社(公式サイト:https://privtech.co.jp/)
プライバシーテック領域で事業を展開。法人向けに、個人情報保護法などパーソナルデータ関連の法律に準拠した同意管理プラットフォーム「Trust 360」、プライバシー対策コンサルティング、Post Cookie関連のマーケティングソリューションを提供。
Priv Tech株式会社は、設立してすぐにリモートワークを余儀なくされました。元々デジタルに強いメンバーが多く、あらゆるコミュニケーションツールを使いこなす一方で、リアルでは当たり前にできていた「気軽な口頭コミュニケーション」ができなくなり、課題を感じます。そこで、oviceを導入。どのような変化があったのでしょうか。
角田:
弊社の設立は2020年3月なのですが、ちょうどその時期に新型コロナウィルスの感染拡大の影響でリモートワークが世の中に広まりました。設立していきなりリモート、という状況だったのです。
元々デジタルに強いメンバーが多かったので、Web会議ツールやチャットサービスなど、最初から使いこなせていました。ただ、Web会議ツールだと、わざわざ会議を設定する手間と心理的なハードルがどうしてもあって。少し話せば解決するような内容でも「何時から話しましょう」「カレンダー押えておきます」と、ワンステップコミュニケーションを挟まなくてはいけませんでした。
また、話せば5分で終わるような内容が、チャットでのテキストベースのコミュニケーションだと1時間かかってしまう…という事態が場合によっては見られるなど、気軽な口頭コミュニケーションの必要性をどんどん感じてきたんです。
大きな問題が発生していたわけではないのですが、こういった些細なマイナスも積み重なると大きな損失になると思い、「よりパフォーマンスを上げる」ためのコミュニケーション手段を模索していたところ、oviceと出会いました。
角田:
oviceに決めた理由でまず頭に浮かぶのは、通話品質の高さです。他社サービスと比較してoviceの音質の良さを実感しました。
また、どこかに行かないと会話ができないということがなく、同じスペースにいる相手に話しかけたければ近づく、会話が終わると離れるなど、直感的な操作でコミュニケーションが実現するのがよかったです。さらに、1対1だけでなく、周りの人が会話に入ってくるなど、リアルに限りなく近い形でコミュニケーションをとれるツール、という印象でした。
価格も他と比べるとだいぶリーズナブルで、この点も評価しています。
角田:
「各人に任せる」というカルチャーがあるので、ルールはあまり設けませんでした。ただ、トライアル利用の最初のうちは「勤務が始まったらoviceに入ろう」という声かけだけはしていましたね。
私や弊社の代表は、新しいツールに積極的にトライする「活用推進」派だったのですが、メンバーのなかには今までのコミュニケーションに特に不満を感じていない「別になくてもいいよね」派の人も一定数いて。
その人たちも、一回体感さえすれば便利さに気づくとわかっていたので、「まずはoviceに入る」という部分だけ声かけをしていました。すると予想以上にメンバーからの反応がよく、とんとん拍子で正式導入が決まりました。
角田:
一つ目は先ほども出した通話品質です。今まで使っていたWeb会議ツールは動画が前提にあるため、データ量がどうしても重くなってしまい、音声が荒くなってしまう。oviceはベースが音声で、特殊な技術のおかげでブラウザが軽く、音声も非常にクリアです。
また、画面共有の自由度の高さも気に入っています。他のツールだと1人が画面を占有することになりますが、oviceだと発話者がそれぞれ画面を映すことができます。複数の資料を参照しながらコミュニケーションをとれるのは非常に便利です。
この2つは一見地味かもしれませんが、オンラインコミュニケーションツールとして、ストレスなく使うための非常に重要なポイントであり、oviceの大きな利点だと思っています。
他にも、背景が画像ファイルなので上からオブジェクト(掲示板や画像データなど)を自由に置けるのもいいですね。例えば会社のMissionを画像化したものを置いたりなど、リアルオフィスでやるような空間づくりをオンライン上でやりやすいです。
江口:
私は2021年の7月にジョインしたのですが、その時には既にoviceが導入されていました。
正直、ジョインしたてでいきなりリモートワークは不安がありました。本来であれば、横にいる先輩にわからないことを気軽に質問できたのに、オンラインだと声かけがしづらそうで。
結果、oviceのおかげでその不安は現実にはなりませんでした。オンラインでもリアルと同じように他の人に気軽に話しかけることができて、非常に助かっています。
またこちらが話しかけやすいのはもちろん、他のメンバーも新人である私に話しかけてくれます。気軽にコミュニケーションをとれるおかげで、孤独を感じづらいように思います。
江口:
若手メンバーの交流にoviceを活用していきたいと考えています。業務はもちろん、雑談といった業務外コミュニケーションも積極的に行えると、リモート環境下でも会社全体が盛り上がると思うんです。会社全体が盛り上がれば、付随してメンバーのモチベーションも上がることも期待できます。そういった観点からも、これからもどんどん皆で使っていきたいですね。
角田:
弊社はスタートアップで、成長期に伴ってこれからメンバーを増やしていきます。本社は東京ですが、既に東京近郊以外のメンバーも多くいて、中には海外在住の方も。どこでも働ける自由さというのは弊社のいい部分なので、これを継続しながら会社を拡大していきたいと考えています。それを支える「口頭コミュニケーションのハブ」として、oviceを活用していきたいです。
また、ここまでお話したのは社内の話でしたが、対外コミュニケーションにも使っていきたいですね。例えば、外部の参加者を対象としたセミナー。リアルなセミナーだと、「終わった後質問がある方はスタッフまで」といったアナウンスができて、参加者と密なコミュニケーションをとれていましたが、オンラインだとどうしても難しかった。しかし、oviceなら営業機会を逃すことなく、お客様に対応できます。
この他にもいろいろoviceの活用イメージがあるので、これからも活用を推進していきたいと思います。
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