こんにちは。oVice広報担当の薬袋です。
実は2021年2月にoViceが初めて現実空間での展示会に出展したのですが、その時がほとんどの社員にとって「初顔合わせ」でした。
そして気づいたことがあります…
「何それ、どういうこと?」という方のために、展示会に出展した時の様子を交えながら解説してみたいと思います。
oviceを普段から使ってくださっている皆さん、これから使ってみようかなと思っている皆さん、バーチャル空間に対してどんな印象をお持ちですか?
「リアルにはかなわない」、「直接会わないとその人の雰囲気は分からない」。そう考えている方も少なからずいるのではないでしょうか。しかしバーチャルで会っただけでも、相手のことを理解できちゃうんです。
いつも弊社バーチャルオフィスでお客さまを追いかけている大波。展示会会場では通りがかりのお客さまに食らいつき、ブースの横幅ギリギリいっぱいのところまで追いかけていました!
バーチャルオフィスではおっとりした声で癒しを与える久保寺。展示会会場でも優しい声で話しかけ、体験コーナーに誘導。その天使さのとりこになったのか30分以上座って話を聞いているおじさまもいらっしゃいました(笑)
バーチャルオフィスではたまたま来たお客さまに話しかけに行っては逃げられている上野。アバターの写真がちょっとファンキーだから?かもしれませんが、実際話してみると超紳士なのは現実世界でも一緒でした。
爽やかな緑色のアバターでてきぱき対応している中村。実際に会ってみるとジャケットとパンツは深緑のセットアップ、そしてコロナ禍での必需品のマスクまで緑色!自分の好みが現実でもバーチャルでもにじみ出ていました。
バーチャルオフィスでは話している途中でみかんを食べ始めるなど自由奔放な様子が目立つ重神。展示会会場ではブース準備をガン無視し、突然失踪!別のブース見学に行くという自由人さを発揮していました。
ジョンに用事があると、某ポケモンキャラのアバターでバーチャルオフィスに現れ、恐る恐る声をかけているYoung。展示会会場でも、ときどきジョンを探してはちょこまかと寄っていっていました。
ブースに来たと思ったら何やら不審な動きを始めたジョン。そう、隠れ場所を探していたのです。弊社バーチャルオフィスでもいつも看板の後ろに隠れていますが、現実空間でも全く同じ動きをするとは…
実際にバーチャルオフィスで毎日勤務していると、上で挙げたようなアバターの動きはもちろん、さまざまなことが見えてきます。例えば、新しく入った社員が誰とよく話しているのかということや、一人で黙々と仕事をするのが好きな人は誰かということなどです。
弊社の場合、一括で社員を採用しているわけではないため同期入社もあたる人はいません。ただ、入社時期が近い人同士は親近感を覚えやすいのか、そうした社員同士で頻繁に話し、互いに情報交換をしているということも一目で分かります。
それだけでなく、入社したての社員が長時間同じお客さまと話しているのを見て、「何かトラブっているかも」と察して助け舟を出すこともできます。お客さまとのミーティングが続き、全くオフィスに戻ってこない社員もすぐに分かるので、「フォローが必要かも」と気づくことができます。
話し好きな人はバーチャル空間でも積極的に色々な人に話しかけに行きますし、逆に言うとコミュニケーションが苦手な人はバーチャルでも孤立してしまうので、意識して声かけする必要があります。
アバターの動きを見て相手のキャラクターを理解しながらコミュニケーションが取れるツールのため、新人さんでも他の社員と会話する機会が多く、「名前は知っているけどどんな人かわからない」ということが発生しにくいのが特徴です。
ここで書いたことは、展示会で実際に「初めて」社員に会って感じた印象の一例です。ただ、ここで言いたいのは、「“バーチャルだと相手のことを十分に理解できない”ということはない」ということです。
実際に展示会に参加した社員は「初めて会った気がしないし、バーチャルオフィスでの印象通り」と口をそろえていました。もちろん普段から雑談はよくしていますし、たまにビデオ通話をして顔を見ているからというのも、実際に会ったときに相手のことをすんなり理解できた一因かもしれません。
そして展示会が終わった後は、弊社社員全員が「じゃまたoviceで~!」とナチュラルにバーチャル空間に戻っていきました。これもoviceが現実空間にとても近いバーチャル空間だからこそ言えるセリフかもしれませんね。
現実空間と同じような感覚が味わえるバーチャル空間「ovice」。ぜひoviceでのコミュニケーションを楽しんでみてください!