“リベシティ”のオンラインコミュニティ運営にoviceが選ばれた理由と運用の工夫

2022-09-08
利用組織名

リベシティ(公式サイト:https://site.libecity.com/

取材対象者
運営担当者、バーチャルオフィス担当者
利用人数
約750名
企業・イベント概要

IT企業経営者で投資家でもある両学長が運営する「自由を望むすべての人に、自由を。」を理念に、YouTubeやSNSなどさまざまな形で主に金融教育の配信を行う。会員制オンラインコミュニティ内のプラットフォームのひとつとしてoviceも活用。

活用のポイント
  • 人と会い・交流を深めてもらうためにoviceを導入
  • 匿名コミュニティであり「顔が映ってしまうこと」に対する抵抗感もある中、基本カメラをオフにして利用できるoviceはコミュニティにフィット
  • 「声かけ歓迎エリア」で会員間の会話を促進
  • 運営チームではこれから「oviceに入るきっかけづくり」にも注力

「自由を望むすべての人に、自由を。」を理念に活動するリベラルアーツ大学の会員コミュニティ「リベシティ」は、oviceを導入したことで、オンライン上の会員間のコミュニケーション活性化を実現しました。オンラインコミュニティ運営のヒントとなるレイアウトの工夫や、運営メンバーの考え方をご紹介します。

「成功の一番の近道は人に会うこと」…人と会い・交流を深めてほしいから、oviceを導入

ーまず、リベシティがどのようなコミュニティなのかを教えてください。

リベシティは運営母体である「リベラルアーツ大学」(以下「リベ大」)の会員制オンラインコミュニティです。

リベ大は、IT企業経営者で投資家でもある両学長が運営する団体で、「自由を望むすべての人に、自由を。」を理念に、YouTubeやSNSなどさまざまな形で、主に金融教育を中心としたコンテンツの配信を行っています。

リベシティでは、会員同士がリベ大で学んだことをきっかけにディスカッションを行ったり、お金に関する相談をし合っています。

ーどのような経緯でoviceを使われるようになったのでしょうか?

リベシティを開始した当初から、チャットツールをメインにコミュニティが運営されていました。ただリベ大では元々「成功の一番の近道は人に会うこと」という考えを持っていて、会員同士の交流をもっと深めてほしいと思っていたのです。

そこで2021年7月に大阪に「リベ大オフィス」を開設し、オフラインでの交流の場を作りました。ただ、会員は全国各地にいますし、来られる人は限られています。

<参照>リベシティ会員が自由に集まれる場所!交流を通じて「稼ぐ力」を高め合える、リベ大オフィス|リベシティ

全国にオフィスを新設するのはお金がかかるので、その頃は同時にビデオ会議ツールを使ったオンライン交流会なども推奨していました。オンライン上で会員同士が自由に交流できると期待していたのですが、ITツールが苦手な会員も多く、まだまだ参加ハードルが少し高いようでした。もっと気楽に人と交流する場を作るにはどうしたらいいのか、ずっと考えていたのです。

そんな時に、一人の会員から「バーチャルオフィスはどうでしょう?」とoviceを紹介してもらいました。ものは試しだ、と思い、早速トライアルを始めてみることにしたのです。

ートライアルで感じたことを教えてください。

オンラインではありますが、場所を自由に移動できたり、音声の向きがあって近い人にだけ音声が聞こえたりなど、リアルに近い温度感で会員同士が関われそうだなと思いました。オフィスらしい雰囲気も使いやすそうと感じました。

トライアルを申し込み会員に使ってもらっていたのですが、初期から総じてかなり好評だったので、本格導入するに至りました。

操作面においては、oviceも、ITが苦手な人にとってハードルがあるのは変わりはありませんでした。しかし、近づくと会話ができるといったoviceの直感的な操作が、幅広いユーザーに親しみやすかったのかと思われます。

ビデオ会議ツールの場合は、参加すると全員が最初から同じ会話のスペースに入ることになりますが、oviceの場合は「少し距離をおいて交流の様子を確認する」ということができます。リアルな交流と同じように様子見できるという温度感が、リベシティ会員の方々にマッチするツールになったようです。

リベシティは匿名コミュニティのため、会員の中には「顔が映ってしまうこと」に対する抵抗感も少なくありません。こうした点でも、基本カメラをオフにして利用できるoviceはコミュニティにフィットしたのではないかと思います。

「声かけ歓迎エリア」を新設、会員間の会話を促進

ーoviceには毎日どのくらいの会員が訪れていますか?

1日あたり750人くらいの会員が訪れています。時間によっては、200人以上の方が同時にスペース内にいることもありますよ。

以前は200人まで接続可能なStandardを使っていたのですが、ユーザーが増えて利用できるスペースがなくなってきてしまい、最近拡張したんです。

ovice space for Libecity
▲リベシティのoviceスペース(全体)

ーかなり賑わっているんですね。また、レイアウトにもリベシティの世界観が現れていますよね。それぞれのエリアについて、どんなコンセプトで作られたのか教えてもらえますか?

左側は、拡張前からあったレイアウトで、リベ大の大阪オフィスをモチーフにしています。

image - Liberty osaka
▲大阪オフィスを再現したエリア

大阪オフィスにはなかなか行けない会員が、少しでも雰囲気を味わうことができたらと思いこのレイアウトを作りました。大阪オフィスのように、副業や自分の事業についてなど意見交換を行い、稼ぐ力のヒントを得る、そんな体験のできる空間となることを想定しています。

このエリア上部にデザインされている学長の銅像やYouTubeクリエイターアワードの盾などは、実際に大阪オフィスにあるものなんです。

ーリアルと雰囲気を合わせているんですね。その下にある「しゃべりバー」と「まなびバー」はどんな場所なのでしょうか。

「しゃべりバー」は名前の通り、テーマを決めずに会員同士が雑談できる場所です。「まなびバー」は自習用BGMを流して、事業に取り組んだり資格取得に向けて勉強したりする場です。両方とも、会員がいつでも自由に使えるような体制で運用しています。

朝の5時半から有志で集まっての勉強会が行われるなど、かなり愛用されている印象です。

ー朝5時半…!みなさんの熱量を感じます。その横の「スナック両子」はどんな目的のエリアですか?

リベ大のYouTubeライブに不定期で登場する「スナック:両子ママ」というキャラクターがいます。両学長が「自由を手にした時、一緒にモルディブで乾杯しましょう」という話もされていて、それにあやかって「スナック両子モルディブ店」というエリアをオープンしました。

目的としては、声かけ歓迎エリアとして使っています。

image - snack ryoko maldives
▲スナック両子モルディブ店

こうしたエリアを設けた理由に、oviceを使い慣れていない方やリベシティに入って日が浅い方、会員同士で声を出して交流したことがない方にも、コミュニケーションをとりやすくしたいという考えがあります。このような方々は特に、oviceのなかで人に話しかけることのハードルが高いだろうと思ったんです。

オフラインで行った「リベ大フェス」というイベントがあったのですが、初めてオフラインのイベントに参加された方から「交流したいけど誰に話しかけたら良いかわからない」という感想をいただき、なんとか解決できないかと考えていました。

そんな時、oviceの公式デモスペースにお邪魔し、「誰に話しかけてもいいエリア」が設置されていて、非常に使いやすさを感じました。「このエリアの人には話しかけていいんだ」と気持ち的に楽でしたし、聞きたいことがすぐに聞けて非常にいい体験でした。

そこから着想を得て、リベシティのoviceにも声かけ歓迎エリアを設けてみました。キャッチーなデザインがあるとわかりやすいと考え、スナックの形式に。このエリアを設けてから、交流に踏み出せた方もいらっしゃって、毎日さまざまな人が集まって交流しているエリアになっています。

念のためご説明ですが、ここに実際に両子ママという方がいるわけでも、モルディブに両子ママのスナックが実在するわけでもありません(笑)

これからは「oviceに入るきっかけづくり」にも注力 会員が機会を最大限利用できること目指す

ー居心地も良さそうですし、何よりいて楽しいと感じるスペースです。oviceを導入してよかったと思うことは何ですか?

元々期待していた「会員同士の気軽な交流」が頻繁に起こるようになったことです。「今まで話したことがなかった人と話せた」という喜びの声を、実際に聞いています。

また、リベシティ自体の活用方法がわからなかったという方も、oviceで他の会員と話すことで解決し、よりアクティブに活動するようになった事例もあります。

さらに、oviceでの雑談をきっかけに実際に稼げるようになった会員や成果が出始めている会員がいることも聞いています。

さまざまな場面において、リベシティ内での行動を後押しできる環境を作れたということから、oviceを導入して良かったと思っています。

ー最後に、今後oviceでやっていきたいことはありますか?

スペースの拡張や声かけ歓迎エリアの設置をしたことで、環境づくりという役目は終えました。あとはこの場をどう使うかは会員さん次第だと思っています。

リベシティには、同じ価値観を共有したメンバーが集まっています。コミュニティの一体感も強く、運営主催の公式イベントを行わなくても、会員たちはアクティブに使ってくれているのだと思います。

そのため、今後私たち運営サイドで注力していきたいのは「oviceを使うきっかけづくり」です。リベシティにはoviceに普段からいる会員さんに加えて、チャットのプラットフォームをメインに使う会員さんもいます。後者のメンバーがoviceを活用することにもメリットがあると思っています。

今年(2022年)5月に行われたオフラインイベント「リベ大フェス」や11月から始まる予定の「リベ大キッチンカー」、会員間で仕事のやりとりができる「リベ大ワークス」「リベ大スキルマーケット」など、リベシティには会員の資産や人生を豊かにするためのさまざまな機会・機能が用意されています。

そのような機会の中で、例えばチャットで「今oviceにいるので仕事について雑談しませんか?」と声の掛け合いが起きて、チャットツールとovice間をスムーズに移動できると良いなと思っています。そのための仕掛けを作っていきたいです。

会員の活動やコミュニケーションが活性化されるような交通整理的な役割を運営サイドが担い、引き続き、「経済的に自由になる」会員を増やしていけるように活動を続けられたらと思っています。

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